はじめに
以前にLUMIX S5IIで撮影したデータを使って比較明合成による星の光跡を作成すると、色むらが出るという記事を書きました。
この現象はメーカーも認識していたようで、2024年4月にリリースされたファームウェアでは改善されたと、リリースノートに書かれていました。
リリースノートではライブビューコンポジット撮影時と記載されていますが、カメラの機能ではなく、手動で比較明合成する場合も原理は同じなので、この修正があてはまると判断しています。

(https://av.jpn.support.panasonic.com/support/dsc/download/ff/dl/s5m2.html より引用)
前回の記事では、街中の明るい空での確認でしたが、最近星が暗い場所で比較明合成による星の光跡を撮影する機会がありましたので、書き留めておきます。
撮影条件
長野県の某所、街灯りが少なく空が暗い場所でオリオンを絡めた星の光跡写真を撮りました。
撮影条件は下記の通り。
比較明合成結果
比較明合成して、星空写真での一般的なレタッチをした結果がこちらです。

色むらなくきれいに星の光跡が出てるなー、という感想。
オリオン付近を拡大してみます。

どうでしょうか?ファームアップ前に気になったような、縞々の色むらは出ていません。
再レタッチして仕上げ
上記のデータは星の光跡がたくさん写りすぎて、ちょっとうるさい感じになっています。空が暗いところで比較明合成をすると、こんな感じになりがちです。
再レタッチして、最終的に仕上げたデータはこちらです。

星の色もよくきれいでていい感じに仕上がりました。
終わりに
空が暗いところでも比較明合成で星の光跡が綺麗に表現できることがわかりました。
今回はソフトフィルターを装着して撮影したのですが、星がにじんで大きく写ることにより、偽色が出にくくなったのも良い結果が出た要因かもしれません。
また次の機会があれば、ソフトフィルターなしで撮影した場合にどうなるのかを検証してみようかと思います。