EFマウントのCanonの一眼レフからLマウントへの乗り換えたわけですが、いきなりレンズを全部買い換える予算はなく、いくつかのレンズはSIGMAのMC-21という優秀なマウントアダプターにお世話になることにしました。
この製品が対応しているのはSIGMA製のEFマウントレンズのみ。Canon純正のEFレンズはサポート外ではありますが、自分の持っている下記のレンズはきちんと使えてます。
どんな感じに動くのか書き留めておきます。
【注意】この結果はあくまでも自分が所有している機器の個人的な検証結果です。メーカーの動作保証していない組み合わせであり、ほかの個体での動作を保証するものではないことご了承ください。
- EF70-200mm F2.8L IS II USM
- EF16-35mm F2.8L III USM
EF70-200mm F2.8L IS II USM
月のある星景写真の撮影によく使うレンズ。ただでさえ大きくて重いレンズ、マウントアダプターを付けるとさらに大きく感じます。
- AFはAF-S、AF-Cともに正常に動作します。5d4で使っていた時に比べると合焦速度はやや遅い気がしますが自分の用途では必要十分な感じです。
- 手振れ補正メニューがボディのみ、ボディ+レンズの2種類が選べ、レンズ側の手振れ補正もきちんと動作しているようです。自分が試した感じでは、ボディのみの方がよく補正されている気がしました。(主観ですが)
- 当然ですが、被写体認識もちゃんと動作します。
上記の通りAFモードでの動作は何も問題なく動くのですが、MFモードの時の動作に少し気になる点があります。MFモードでズームリングを回すと、なぜかMFアシスト機能が働き、拡大画面が表示されます。これがいやなので、ズームリングを動かすときにはいったんAFモードにしてます。
EF16-35mm F2.8L III USM
星景写真用に長年愛用しているレンズ。画質は必要十分、35mmまでズームできるのが便利です。ほぼ星景写真にしか使わないので、AFはほとんど使うことはないです。
- 70-200と同じくAFはAF-SもAF-Cも一通り動作します。合焦速度も同じくやや遅い程度。
- レンズには手振れ補正が付いていないので、手振れ補正メニューはボディのみになります。
- 70-200のようにズームリングを回すとMFアシストが働くことはないです。
気になる点としては、暗いところではAFの精度が悪いようで、合焦音がなったにも関わらず後で確認したらボケボケだったということが何度かありました。
明るい場所では何も問題ないので、これはレンズというよりはカメラのAF性能なのかもしれません。
おまけ TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1
通称タムキュー。とっくの昔に販売終了しているモデルですが、中古で安く買えて画質もいい、とてもコスパがいいレンズでした。
すでに手放してしまいましたが、記憶で記載します。
- AFは動作するのですが全く合焦せず、使い物になりませんでした。
- MFに切り替えて、ピントリングを回してもMFアシストが働かず、拡大画面でのピント調整ができませんでした。
- フォーカスリング以外の操作でMFアシストを起動できたかどうかは未確認です。(当時はまだS5M2の操作に慣れていなかったため、わからなかった)
という感じで、AFもMFもうまく使えませんでした。まあ、ライバル会社のレンズだし仕方がないかな…、と。